タイ湾に浮かぶサムイ島は、自前の国際空港を持つタイ屈指のリゾートアイランドです。ヤシの木に囲まれた白砂のビーチと、夜市やナイトライフも楽しめる街の賑わいを両方味わえるのが魅力。今回は初めて訪れる方向けに、行き方からベストシーズン、予算、持ち物までまとめて紹介します。

行き方

  • 飛行機:日本からの直行便はなく、バンコク(スワンナプーム空港)経由が基本。成田⇔バンコク間はタイ国際航空・JAL・ANA・ZIPAIRなどが直行便を運航し、所要約5時間45分〜6時間20分。
  • バンコクからサムイ島へはバンコクエアウェイズの直行便で約1時間(サムイ空港=USM着)。
  • 総移動時間は乗り継ぎ含め9〜12時間程度。
  • 節約ルート(やす旅向け):バンコクからLCCでスラートターニー空港へ飛び、ドンサック埠頭からフェリーでサムイ島へ渡る方法も。ドンサック⇔サムイ間のフェリーは06:00〜19:00の間、1時間おきに運航(所要約1時間30分)しており、本数が多く使いやすいのが利点です(要事前確認)。

ベストシーズン

月 推し度 特徴
1月 △ 雨季の名残、徐々に回復
2月 ◎ 乾季入り、海も穏やか
3月 ◎ 乾季・ベストシーズン、海が最も安定
4月 ◎ ベストシーズン、中旬にソンクラン
5月 ○ 乾季終盤、スコールが増え始める
6月 ○ 比較的過ごしやすい
7月 ○ 乾季継続
8月 ○ 乾季終盤
9月 ◎ 乾季の狙い目、空気が澄む
10月 △ 雨季の入り口
11月 × 本格的な雨季、季節風で海が荒れる
12月 × 雨季本番

サムイ島はタイ湾側に位置するため、プーケットなどアンダマン海側の島とは乾季・雨季が逆になります(本格的な雨季は11〜12月)。旅行時期を他のタイのビーチ記事と比較する際は注意してください。

予算の目安(1人あたり・3泊4日)

  • 往復航空券:55,000〜160,000円
  • 宿泊費(1泊):3,500〜35,000円
  • 現地移動費(1日):1,000〜3,000円
  • 食費・アクティビティ(1日):2,500〜5,500円

移動に時間がかかるので、現地を2日しっかり楽しむには3泊以上がおすすめです(やす旅はLCC+安宿、ラグ旅はANA・JAL+オーシャンビューで計算)。

サムイ空港発着のバンコクエアウェイズは割高なため、やす旅はLCC+フェリーの節約ルートを使います。バンコクの発着空港が異なる点(スワンナプーム⇔ドンムアン)に注意してください。

おすすめ旅程(やす旅向け/LCC・フェリー利用・バンコク1泊・4泊5日の例)

Vietjet Air・タイ・エアアジアの実際の時刻表に基づく一例です。バンコクでは空港間の移動(スワンナプーム→ドンムアン、車で約1時間)が必要です。季節により変動するため予約時に確認してください。

1日目(1泊目:バンコク泊)

  • 08:55 成田発(Vietjet Air直行便)
  • 14:30 バンコク(スワンナプーム空港)着。入国審査・荷物受取後、ドンムアン空港周辺のホテルへ移動、1泊

2日目(2泊目:サムイ島泊)

  • 06:50 バンコク(ドンムアン空港)発(タイ・エアアジア)→ 08:10 スラートターニー着
  • 09:00頃 車でドンサック埠頭へ移動
  • 10:00頃 フェリーでサムイ島へ(所要約1時間30分)
  • 12:00頃 ホテルチェックイン

3日目(3泊目:サムイ島泊)

  • 09:00〜 終日フリー(おすすめ:チャウエンビーチでのんびり過ごす)
  • 18:00 フィッシャーマンズビレッジ(ボープット)のウォーキングストリートへ。毎週金曜夜に開催される夜市が定番(開催日は要事前確認)

4日目(4泊目:サムイ島泊)

  • 09:00〜 終日 アントン諸島国立海洋公園ツアー(ボートで島巡り+シュノーケリング、サムイから日帰り)

5日目(帰国日)

  • 09:00 ビッグブッダ(ワット・プラ・ヤイ)参拝、最後のビーチタイム
  • フェリー+車でスラートターニー空港へ
  • バンコク乗継で帰国便へ

おすすめ旅程(ゆる旅・ラグ旅向け/3泊4日の例)

タイ国際航空・バンコクエアウェイズの実際の時刻表に基づく一例です。季節により変動するため予約時に確認してください。

1日目

  • 10:50 成田発(ANA直行便、所要6〜7時間)
  • 15:20 バンコク(スワンナプーム空港)着。入国審査・荷物受取に1〜1.5時間ほどみておく
  • 17:30頃 バンコク発(バンコクエアウェイズ、所要約1時間)
  • 18:30頃 サムイ島着。空港からチャウエンビーチ周辺のホテルまで車で15〜20分程度

2日目

  • 09:00〜 終日フリー(おすすめ:チャウエンビーチでのんびり過ごす)
  • 18:00 フィッシャーマンズビレッジ(ボープット)のウォーキングストリートへ。毎週金曜夜に開催される夜市が定番(開催日は要事前確認)

3日目

  • 09:00〜 終日 アントン諸島国立海洋公園ツアー(ボートで島巡り+シュノーケリング、サムイから日帰り)

4日目

  • 09:00 ビッグブッダ(ワット・プラ・ヤイ)参拝、最後のビーチタイム
  • 車で空港へ移動(出発2〜3時間前を目安に)
  • バンコク乗継で帰国便へ

おすすめホテル

  • やす旅:Lub d Koh Samui Chaweng Beach — チャウエンビーチ沿いのビーチフロントホステル、ドミトリーから個室まで選べる
  • ゆる旅:Chaweng Garden Beach Resort — チャウエン中心部のビーチフロントリゾート、2つのプールと評判の良い朝食が人気
  • ラグ旅:Four Seasons Resort Koh Samui — 島北西の入り江に建つプライベートプール付きヴィラの高級リゾート

おすすめビーチ・スポット

  • チャウエンビーチ:全長5km超、サムイ島いちばんの繁華ビーチ。マリンスポーツやレストランも充実
  • ラマイビーチ:チャウエンに次ぐ賑わいを見せつつ、より落ち着いた雰囲気のビーチ
  • フィッシャーマンズビレッジ(ボープット):石造りの旧市場通りが並ぶノスタルジックなエリア、金曜夜市が人気
  • アントン諸島国立海洋公園:サムイ島から日帰りで行けるボートツアーの定番、透明度の高い海でシュノーケリング
  • ビッグブッダ(ワット・プラ・ヤイ):高さ12mの黄金の仏像が鎮座する寺院、島のランドマーク

持ち物チェックリスト

  • 水陸両用サンダル
  • 日焼け止め・虫除けスプレー(リーフセーフタイプ推奨)
  • 折りたたみ傘またはレインコート(雨季の場合)
  • 軽い羽織りもの(寺院訪問時は肌の露出に注意)
  • 現金(島内の屋台・ローカル店は現金払いが多い)

サムイ島は他のタイのビーチリゾートと乾季・雨季が逆になるため、11〜12月の渡航は避けるのがおすすめです。