インドネシアの首都ジャカルタ沖に広がる「プロウスリブ(千島)諸島」の一つ、パリ島は、都会から驚くほど近い場所にある透明度の高いビーチリゾートです。島に大型ホテルはなく、ジャカルタを拠点に日帰りで訪れるのが定番のスタイル。バリ島のような大規模開発がない、素朴な離島の雰囲気が魅力です。パリ島単体での旅行というより、ジャカルタ観光にあわせて組み込む1日プランとしておすすめです。実際に訪れたときの様子はパリ島体験記にまとめています。

行き方

  • 飛行機:日本からジャカルタ(スカルノハッタ国際空港)へはANAが羽田発着の直行便を運航(例:NH855 羽田10:25発→ジャカルタ16:15着・所要7時間50分、復路NH872 ジャカルタ7:15発→羽田16:25着・所要7時間10分)。便数・時刻は季節により変動するため、予約時に確認を。
  • ジャカルタからパリ島へは高速船を利用。アンチョール港のほか、プルイット地区のベイウォーク(Baywalk Mall)発着の高速船会社(Sea Leader Marineなど)も利用できる。料金は片道Rp170,000〜200,000(約1,500〜1,800円、平日/週末で変動、往復Rp340,000〜400,000=約3,000〜3,500円)が目安。ジャカルタ市内からベイウォーク/アンチョールまでは車で30分〜1時間ほど(渋滞状況により変動)。
  • パリ島行きの高速船は1日1往復(アンチョール発8:00頃→パリ島着、パリ島発15:00頃→アンチョール着が一般的なダイヤ)。この時間内に収まるため、日帰りでの往復が前提で島に宿泊する必要はない。運が良ければ、船の移動中に野生のイルカが見られることもある。
  • 総移動時間(日本からジャカルタまで)は乗り継ぎ含め10〜12時間ほど。

ベストシーズン

月 推し度 特徴
1月 × 雨季
2月 × 雨季
3月 △ 雨季後半
4月 ○ 乾季入り
5月 ○ 過ごしやすい
6月 ◎ 乾季・ベストシーズン
7月 ◎ 乾季・ベストシーズン
8月 ◎ 乾季・ベストシーズン
9月 ◎ 乾季・ベストシーズン
10月 ○ 乾季後半
11月 △ 雨季入り
12月 × 雨季

オフシーズンは船の欠航が増えることがあります。

予算の目安(1人あたり・2泊3日)

直行便で7〜8時間、ジャカルタ到着後はホテルに1泊し、翌日パリ島へ日帰りで渡ってまたジャカルタに戻る形が基本。2泊以上(ジャカルタ泊)が現実的な目安です。2泊で計算すると合計7〜21万円程度が目安です(パリ島行きの船代は往復340,000〜400,000ルピア=約3,000〜3,500円ほど)。ジャカルタ市内観光と組み合わせるプランもおすすめです。

おすすめ旅程(やす旅向け/LCC利用・2泊3日の例)

インドネシア・エアアジアXの実際の時刻表に基づく一例です。復路が深夜発のため、最終日の朝に慌てる必要がありません。季節により変動するため予約時に確認してください。

1日目

  • 11:30 成田発(AirAsia X直行便)
  • 17:20 ジャカルタ着(時差-2時間)。入国審査・荷物受取に1時間程度みておく
  • 19:00頃 ジャカルタ市内のホテルへ移動、1泊(翌朝の船に備えてベイウォーク/アンチョールなど発着港からアクセスしやすい場所がおすすめ)

2日目

  • 07:00 ホテルを出発、車で発着港(ベイウォークまたはアンチョール)へ
  • 08:00 高速船でパリ島へ(所要1〜1.5時間。運が良ければイルカに遭遇することも)
  • 09:30頃〜14:30頃 パシール・プラワンビーチでのんびり、シュノーケリング、マングローブエリアの散策
  • 15:00 パリ島発の高速船でジャカルタへ戻る(所要1〜1.5時間)
  • 17:00頃 ジャカルタ着。オールドタウンなど市内観光やお土産探し
  • 23:50 ジャカルタ発(AirAsia X直行便)→ 翌09:10 成田着

おすすめ旅程(ゆる旅・ラグ旅向け/2泊3日の例)

ANAの実際の時刻表に基づく一例です。季節により変動するため予約時に確認してください。

1日目

  • 10:25 羽田発(ANA直行便NH855、所要7時間50分)
  • 16:15 ジャカルタ着(時差-2時間)。入国審査・荷物受取に1時間程度みておく
  • 18:00頃 ジャカルタ市内のホテルへ移動、1泊(翌朝の船に備えてベイウォーク/アンチョールなど発着港からアクセスしやすい場所がおすすめ)

2日目

  • 07:00 ホテルを出発、車で発着港(ベイウォークまたはアンチョール)へ
  • 08:00 高速船でパリ島へ(所要1〜1.5時間。運が良ければイルカに遭遇することも)
  • 09:30頃〜14:30頃 パシール・プラワンビーチでのんびり、シュノーケリング、マングローブエリアの散策
  • 15:00 パリ島発の高速船でジャカルタへ戻る(所要1〜1.5時間)
  • 17:00頃 ジャカルタ着。オールドタウンなど市内観光やお土産探し、ホテルで1泊(翌朝が早いため早めに休む)

3日目

  • 04:30頃 ホテル発(空港混雑を考慮し早めに出発)
  • 05:30頃 空港着、チェックイン
  • 7:15 ジャカルタ発(ANA直行便NH872、所要7時間10分)→ 16:25 羽田着

おすすめホテル(ジャカルタ)

パリ島には宿泊せず、港に近いジャカルタ市内のホテルを拠点にするのが基本です。

おすすめビーチ・スポット

  • パシール・プラワンビーチ:透明度の高い遠浅のビーチ、島のシンボル的存在
  • マングローブエリア:マングローブ林の散策路、干潮時は歩いて渡れる

持ち物チェックリスト

  • 水陸両用サンダル
  • リーフセーフの日焼け止め・虫除けスプレー
  • 現金(島内はATM・カード利用がほぼできない)
  • 軽い羽織りもの(船内は冷房が強いことがある)
  • 酔い止め(高速船移動用)
  • お酒(飲みたい場合はジャカルタで購入して持参を。パリ島はイスラム教徒が多い漁村で、島内での販売はほぼ期待できない)

パリ島は島に大型ホテルがなく、日帰りで訪れるのが基本のスタイルです。ジャカルタ市内観光と組み合わせて、効率よく楽しみましょう。